ブログでは、はじめまして。
アマルコルドでバーテンダーをさせて頂いております、ゆゆと申します。
今回は初めてブログに参加させて頂けることになり、光栄な気持ちです。
お会いしたことある方も、初めましての方もよろしくお願い致します。
今回のテーマ「女性上位」
この言葉を知ったのは、アマルコルドへ入店してからですが、言葉を知らなくともその考え方は幼い頃から頭の中にありました。
なんとなく、幼い頃から母に与えられる言葉の節々から「女性として生まれたのは良いこと(要約)」という考えを感じていました。
私の家は特筆することのない一般家庭であり、母もなんの変哲もない普通の主婦でした。もちろん、母も「女性上位」なんて言葉は知らず、このような世界があるのも知りません。たぶん。
幼い時こそ母のそんな言葉を理解していなかった私も、思春期にいろいろと拗れながら、良いのか悪いのか、気が付けば私も自然と同じような考えを持つようになりました。しかも、母よりもかなり過激に。
普段は声高々に主張はしませんが、女性で生まれた時点で、美しく強く、神秘的なものですらある。なので、男性がそこに跪き、盲信するのなんてなんら変わったことではない、当たり前のことだと思っています。今も昔も。
むしろ、女性を恭しく扱えないなんて、ダサすぎて男性として見ていないかもしれません。
かと言って、女性であることだけでは駄目なことも理解しています。
外見に気を遣わなきゃいけないのは当たり前。
そして、出来たら目を逸らしたいくらい嫌だし、己の小ささにいつも傷付くけど、自分の皮をひっくり返すくらい自分の内面とも向き合わないと駄目。
天性の才能はもちろん必要ですが、己を理解し魅力を引き出せなければ、女性であることになんの意味もないですよね?
自分の小ささや弱さは上手く隠して、常に強かでパワーに溢れた存在でありたい。その方がカッコイイもん。
まだまだ私も精進あるのみなので、これは自戒でもあります。
SM的な「女性上位」を考えてみると、私はサディストでもマゾヒストでもないので、SMに関して語れるものは少ないのですが……。
常に女性として「支配者」でありたいという願望は強くあります。
裏を返せば、最終的に自分の存在が支配側であれば、そこへ至るための過程は加虐でも被虐でもかまわないんです。
前述した通り、私が女性として生まれた以上、何をしても何をされても、私の価値はひとつも傷付かないので。
蟻の行列を潰し歩くような弱いものいじめも楽しいけど、所詮は暇潰し。やっぱり支配するなら屈強で圧倒的な存在が良いです。
しっかり地に足を着いて、一人でも生きていけそうな強い人。そういうものが、私に膝を折る瞬間がたまらなく好きです。
相手を理解して分析し、どうこちら側へ引っ張ろうか頭を使うのも楽しいし、身勝手な我儘で押し通すのも楽しい。
そんな時、女性として生まれてよかった!と心から思います。
母性や慈愛が欠落していると指摘されることが多い私ですが、誰かの希望になるのはつまらない。
いつだって、私が行くと言ったら、地獄までついてきてくれなきゃ嫌だもん。
という訳で、これ以上は長くなりそうなので、興味があればアマルコルドで美味しいお酒を飲みながらお話しましょう。
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